企業内保育所導入のメリット

「女性の活躍推進」が国の成長戦略の一つとして取りざたされている中、仕事と育児の両立支援を推進させるだけでなく、人事・経営戦略として企業内保育所の設置を検討する企業が増えています。

1優秀な女性人材の確保

子どもの預け先が見つからないことで、退職、意図しない育児休暇の延長を回避することができ、出産後の早期復帰や継続したキャリア形成が可能になります。新卒、中途を問わず、入社を希望する人材へのアピールポイントにもなり、優秀な人材を確保するための経営戦略に繋がります。

2採用力の強化

業種、職種によっては、女性の労働力がなくてはならず、その労働力の確保のために企業内保育所を設置する会社があります。「企業内保育所あります」がアピールとなり、採用、長期雇用に繋がります。

3女性社員の離職率低下

「出産・育児」は女性社員の退職理由の大きな割合を占めるのが現実です。企業内保育所を設置することで、出産後も安心して勤務できる環境が整い、人材の流出を防ぎ、離職率を低下させる有効な手段といえます。

4業務に対する意識向上

仕事と育児の両立支援、従業員のワーク・ライフ・バランス施策となる企業内保育所が設置されることで、従業員の満足度、やる気の向上だけでなく、働き方、業務効率、生産性等、業務の質的な意識向上に繋がります。

5社会貢献、企業イメージの向上

従業員を大切にする企業であると対外的な評価を得ることができ、企業イメージの向上に繋がります。また、社会問題とされている待機児童の受け皿となり、社会貢献活動に寄与する企業であるとＰＲにも繋がります。