チャリティーキャンペーンの報告を兼ねて世界の子どもにワクチンを日本委員会様がご来社され、感謝状をいただきました。
社内だけではなく全ての施設とピジョンハーツで働く全てのスタッフ一丸となって始めた、SDGsの小さな第1歩でもあった活動のきっかけを頂いたJCV様にインタビューをさせていただきました。
たくさんのお話を頂いた中から、印象に残ったお話をご紹介させていただきます。
ピジョンハーツ(以下PH):何か社会貢献ができればと思う中で、私たちは「子ども」というキーワードを切り口に色々な団体様の活動を調べる中で、JCV様の活動に共感させていただいて微力ながら支援ができればと思い今日に至ります。
率直にJCV様が支援国にワクチンを届けるという活動を始めたきっかけはどのようなことだったのでしょうか。
JCV様(以下JCV):きっかけは代表の細川が1993年11月にあった「子どもワクチン世界会議」に出席した際に、先進国が開発途上国の子どもたちのためにワクチンを供給しなければいけないという「京都宣言」が採択された際、その場で手を挙げ1994年の1月に立ち上げたのが始まりです。
細川本人が1942年の生まれで太平洋戦争とその敗戦を経験しているのですが、当時アメリカがミルクや米などの食料、そしてワクチンを支援してくれたことで命をもらったと感謝の想いをもって生きてきたと聞いています。そのおかげで日本が発展し、多くの子どもたちがその発展を担うことができたということで恩返しがしたい、そういう想いがあったそうです。また、支援するというとどうしても上からの視点になりがちですが、細川はこれを「ありがとうのキャッチボール」とし、助けてもらったお返しをまたどこかへの支援につなげられればと。我々もそういう想いをもって活動をしています。
PH:「ありがとうのキャッチボール」ってすごく素敵な言葉ですね。そのキャッチボールがずっと続いていったら素晴らしいですね。
また、JCV様で働いている方はどんな方が多くいらっしゃるのでしょうか。弊社はやはり子育て支援の会社ですのでほとんどが「子ども」に色々な形で寄り添いたいという想いの者が多いように思っています。
JCV:「子ども」というのは私たちもキーワードになっていると思います。自分に置き換えると社会貢献、自分に何ができるのか・・ということを考えたときに「最も幸福量が多い仕事」ではないかなと思い、縁あって働いています。日本では20円あっても何もできませんが、途上国へのワクチンの支援ならそれがかないます。また、その子どもたちの姿を目の当たりにできることもやりがいになっています。
PH:これからも微力ではありますが、一緒に活動させていただければと思っています。本日はありがとうございました。
このほかにもたくさんの国における貴重な活動の話をいただきました。様々な支援の形がありますが、私たちも最も子どもの近くにいる者として、これからも活動をしていきたいと思っています。