大阪にある当社受託施設。
こちらの保育園では年間を通して食育の一環として、様々な農作物を育てています。
この日は子どもたちが種から育てた大根の収穫を行ったのですが、
今回収穫した大根は、サツマイモを収穫した畑の後に種をまいたものです。
大根の発芽は15度~30度と幅ひろいので、春にまくこともできますが、生育の適温は20度くらいまでと冷涼な環境を好むので、秋にまくと病害の被害を受けにくいといわれています。
毎日、いつになったら大根さんが収穫できるのかな?と子どもたちも収穫を楽しみにしていました。
「うんしょ!うんしょ!!」
土に根をはった大根を抜くのは思ったよりも力が要ります。
もう少しでとれそう?かな?
みんなで力を合わせて、たくさんの大根を収穫することができました。
みんなで育てた大根たちは、お店の大根と違って泥だらけです。
「きっと、農家の方がきれいにあらって、お店に並べてくれるんだね~」
綺麗なお野菜を食べられるのは沢山の人の手によるものと知ることもひとつの学びです。
そして、まっすぐぴんとしたものだけではありません。
細いもの、先っぽが二つに分かれた形が悪いものもありますが、どれもみずみずしくてとってもおいしい大根です。
「ヒトの足みたい!」「いろんな形だね。不思議だね。」
興味をもって観察し、色んな発見をすることも農作物を育てる目的のひとつです。
みんなが大事に、一生懸命に育てた大根、どれもおいしい大根。失敗作はひとつもないよ。
見た目が悪くても、みんな違ってみんないい、ね!
収穫した大根は、給食で美味しくいただきました。
食を通して、子どもたちが自分の目で見て手で触って感じることはとても貴重な経験です。
一年中食べられないことはない農作物ですが、その季節の旬を知ることで、綺麗にパックされた野菜では見えてこない目や感性を養うことができます。
次回は何が収穫できるのでしょうか。とても楽しみです。
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